中古マンションの選び方
阪神・淡路大震災でも無傷の中古マンションは多い
- 「マンションは危険」は大きな誤解
2005年暮れに発覚し、大きな社会問題にもなったマンションの耐震強度偽装造事件の影響もあって、「マンションは地震のときに危険では?」と思っている人も多いのではないでしょうか。でも、「すべてのマンションが危険」というのは大きな誤解です。
1995年の阪神・淡路大震災のときには多くの家屋が全壊しましたが、建物の種類別の割合は、分譲マンションが6%、戸建住宅羽・1%、長屋41・5%、共同低層住宅如・5%となっていて、むしろ分譲マンションの被害は圧倒的に少なかったといえます(西宮市、神戸市6区対象調査による)。
それでも「新築ならともかく、古いマンションは危ないのでは......」という人は、マンションの建設時期に注目してみましょう。
- 1982年以降の物件の被害は少ない
中古マンションは1971年以前?81年、舩年以降と、建築時期によって三つに分けることができます。71年と81年は、建築基準法の改正があった年です。左図のとおり、71年以前の中古マンションは、最近のマンションにくらべれば、被害の割合は大きかったようです。これはたんに老朽化のせいだけではなく、71年以前に耐震設備に関する法規制がなかったことも大きく関係しているのです。
近年は補強の技術も進歩しているので、きちんと対策の施されたマンションを選びさえすれば、過度に心配する必要はないのです。