中古マンションの選び方
「中古マンションは管理力を買え」
- 中古マンションこそ管理力が大切
「マンションは管理を買え」という言葉はすでに何度もあちこちで目や耳にしているかもしれません。
この金言は、新築以上に中古マンションを購入するときに重い意味をもっています。
そもそもマンションの管理とは何でしょう。多くの人がたくさんのものを共有しつつ、一つの空間で快適に暮らしていくために必要な諸行為のことです。
そして、中古マンションは、その管理の下で居住環境として育てられてきたのです。管理力のチェックは、マンションのチェックそのものかもしれません。
- よい管理は建物を長もちさせる
建物は歳月を経て少しずつ劣化していきます。鉄筋コンクリート造のマンションの場合、外壁にひび割れが生じたり、防水が弱くなって水漏れが起こったりする現象は物理的に免れません。
管理力の差はまずこういった部分であらわれます。
ひび割れや漏水は放っておくと建物の構造自体に悪影響を及ぼしたり、階下の住人の生活が成り立たなくなるなど深刻な事態を招きかねません。けれども、日ごろの管理・保守点検がきちんとしていれば日常の小ロ修繕の範囲で対処でき、来たるべき大規模修繕まで建物を維持できるのです。
清掃も重要です。共用廊下やエントランス、ホール、階段などを日ごろからきれいにすることは建物や設備のさびや腐食の進行を防ぎ、建物を良好な状態に保つことにつながります。清掃状態は物件見学時に、必ずチェックすべき事柄でしょう。