中古マンションの選び方
中古マンションの収納スペース
- 広く見せることで収納スペースを確保
増築ができない以上、中古マンションで収納を増やすことは今ある空間のどこかを削ることを意味します。といっても、後ろ向きに考えたりあきらめたりする必要はありません。新たな収納スペースを作りつつ、広さを感じさせるグレードの高い空間を設計することで解決できます。
細かく間仕切りされた空間とワンルームとでは、同じ床面積でも後者のほうがずっと広く感じます。収納を増やしても、続いている二間の間仕切り壁を撤去して視界を広くすることで、「手狭感」を解消できるというわけです。
天井高いっぱいに収納を造作するのもよい方法ですが、その際はできるだけ外壁や戸境壁に沿わせると、見た目の空間の広がりを保つことができます。
面積が広く室内の雰囲気に影響を与えるため、高いデザイン性ももたせたいものです。
- 「デッド」なスペースは存在しない
スキ間、ニッチをとことん活用するのも中古マンション収納の必須テクニックです。家具と家具の問や建具周辺はもちろん、出窓の下や壁厚まで使ったさまざまな収納アイデアには驚かされます。「デッドスペース」はマンションには存在しません。工夫次第ですべてが収納スペースになり得るのです。
また、あえて住戸の中央に収納スペースをとり、周囲のどの部屋からも取り出せるようにした例もあります。これは収納スペースによって住居空間に、回遊性と利便性を与えた設計といえます。